テキストの選び方
宅建試験のテキストは、書店やインターネット上などで沢山販売されています。
もし分厚く詳しく細かいことが書いてあるテキストと、薄くて基本的なことしか書いていないテキストがあったとしたら、どちらを選びますか?
私が皆さまのお立場ならば、確実に後者、それも3日で2回通読できる程度の物を選びます。
なぜならば皆様には時間が無い。細かな項目を覚えようとすると、意識が散漫になって、結局曖昧な記憶しか形成できないことになります。
実は学習が進まない方の多くは「あれもこれも」と覚えようとして、事項と事項が繋がらない、と言う方が多いのです。
物をすぐに思い出せる人と言うのは記憶と記憶をきちんと結んで(「記憶法を習得しよう」を参照)いつでも好きな時に記憶と記憶の間を行ったり来たりできる人です。
皆様はインターネット検索をなさるときに検索語をお使いになりますよね。
検索が上手くいかないときにはいくつも検索語をお使いになって正確性を増す努力をなさるでしょう。
電脳空間のサイトにはリンクが貼られていますが、クイズ等で正答率が高い人と言うのは、それと同じように1語聞いたら思考が他の言葉にぱっぱと飛ぶものなのです。
コンピュターは脳の真似をした箱ですから、理論上パソコンに出来ることは皆さまの脳にもできることです。
学習における基本的な事項と言うのは、いうなれば記憶の検索語、記憶の連結の幹になるものなので基礎を覚えずして、細かい項目を体系的に覚えることはできないと思ってください。
記憶のリンクを飛んで飛んで正答に行きつけるように記憶を構成しましょう。
テキストの選び方関連ページ
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- 継続的に勉強する
- 継続的に勉強していくためのスケジュールを立てていく事は非常に重要な事です。
- モチベーションを保つ
- より良い収入を得られるように専門士の資格を取る。資格を取るためにまずはこの分野の勉強から始める。 というように、より細かな目標を設定してあげて、その都度自分にご褒美を設けてあげる事で、小さな目標とご褒美に向けて、集中力とモチベーションが継続していく事になります。
- まずは広く浅く
- まずは覚えようとしなくていいので、全体をザッと流し読みしていってみてはいかがでしょうか。
- 自分の好きな分野から
- どこから手を付けていいかわからない場合は、単純に流し読みしてみて、自分の興味のある分野から学んでいけばいいのではないでしょうか。
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